SIGMA 30mm F1.4 EX DC /HSM
このレンズは単焦点レンズと呼ばれます。
単焦点レンズは「画角が常に同じ(ズームが出来ない)」レンズです。
不便だと思うでしょう?でも、その分レンズが単純なため、レンズを明るくでき、描写もその分やっぱり綺麗です☆
今までも明るいレンズと言ってきましたが、明るいレンズの何がいいかって解らないですよね(笑)
まず、シャッタースピードが速く切れるということです。つまり、手ブレの可能性が減る(最近のは手ブレ補正がついていたりするのでものによっては変わりませんが…)、被写体ブレ(写すものが動いてしまうことで起きるブレ)が減る事です。被写体ブレについては、ISO(カメラ内での増感)を上げることでも対応できますが、それをするとノイズ(ザラザラしたり、色が滲んだりします。)出るので、出来たらあまり使いたくないものです。
ズームレンズの明るいものでもF2.8(レンズの明るさはF値で表します。数字が低いほどレンズが明るいことを示します。)ですので、このレンズはF1.4.つまり2倍のスピードのシャッタースピード(例1/60が1/120の短い間開くことで同じものが写せる。)で写せます。その分開いている時間が短いので、被写体の動きも最小限に抑えることができるのです☆
解りにくいですね(笑)僕のように室内で犬や、赤ちゃんを撮るにはあれば便利ということです(笑)(速く動く動物や子供はこれでも難しいですが…フラッシュを使ってください。)
この左の画像(クリックで大きくなります。)が明るいレンズの一番の特徴で、ピントに幅が合うのが少ないということです。つまり、ボケを激しく表現することに優れているのです。
左の画像は○の部分当たるにピントを併せてるのですが、それ以外の部分はほぼボケ(ブレではありません。)ています。
こういったボケの表現をしたい方からにはとても愛されるレンズです☆
写りも良く、焦点距離も使いやすく僕の中では(今のところ)最高のレンズです☆
ただ、ひとつ難点は40cm離れないとピントが併せられないことです。もう少し近くのものが写せるともっと使いやすレンズなのですが…
このレンズの「作品例」
1 コメント:
お久しぶりです。
このレンズは、以前から妻と興味を持っていました。
大変詳しく書いてあり、とても参考になりました。
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